FAQ

FAQではよくある質問とそれに対する答えが読めます。

一般的な質問

■KAMONOHASHIの由来は何ですか?

KAMONOHASHIは動物の「カモノハシ」からとりました。ご存じのようにカモノハシは、哺乳類なのに卵を産んだり、爬虫類のように毒を持っていたり、ヘラの部分で電気信号を感知できたりと、すごくおもしろい動物です。私たちのKAMONOHASHIは多くの人たちの協力を得て開発してきましたので「多様性」という意味と、「分類が難しいものを見分ける画像認識アプリケーション」という意味を込めてこの名前にしました。敢えて、日本語の名詞を英語表記にし、「日本発の世界共通の技術を作っていきたい」といった思いも込めています。

インストールについて

■まずは何をすればよいですか?

  1. インストールガイドを参考に、マシンの準備とKAMONOHASHIのインストールを行ってください。
  2. チュートリアルを一通りやってみてください。
  3. ほかのドキュメントにも目を通してみてください。何か問題がおきたら質問してみましょう。

■GitLabなどの外部サービスのバージョンはどれを使えばよいですか?

動作を確認した環境は以下の通りです。

KAMONOHASHI GitLab MinIO LDAP Kubernetes
v1.0.1, v1.0.2 11.8以降 RELEASE.2019-01-23T23-18-58Z version 3 v1.12.7,v1.14.1
v1.0.0 11.7以前 RELEASE.2019-01-23T23-18-58Z version 3 v1.12.7

v1.0.0では11.8以降のGitLabに対応していませんので注意してください。

■KAMONOHASHIをインストールすると各マシンにどのようなソフトウェアがインストールされますか?

各マシンに配置されるソフトウェアの概要は図のようになっています。 ソフトウェア配置図

ソフトウェア配置図2

コンテナ以外のソフトウェアの詳細は以下の通りです。

KAMONOHASHIシステム管理サーバ

導入SW・パッケージ SW・パッケージ説明 導入理由
kubernetes worker コンテナオーケストレーションツール KAMONOHASHIを利用する上で必須ツール。kubelet,kube-proxy,weave-net,nginx-proxyなど。
docker コンテナ管理ツール KAMONOHASHIでコンテナを利用するために導入します。

Kubernetesマスターサーバ

導入SW・パッケージ SW・パッケージ説明 導入理由
Ansible 構成管理ツール kubernetesの構築で利用するkubesprayが、本構成管理ツールを利用するため導入します。最新バージョンを利用します。
kubernetes worker コンテナオーケストレーションツール KAMONOHASHIを利用する上で必須ツール。etcd,kube-apiserver,kube-scheduler,kube-controller-managerweave-net,nvidia-device-plugin-daemonsetなど。
docker コンテナ管理ツール KAMONOHASHIでコンテナを利用するために導入します。
nfs-common NFSマウントを行うために利用するパッケージ KAMONOHASHI環境で共通で導入します。最新バージョンを利用します。

GPUサーバ

導入SW・パッケージ SW・パッケージ説明 導入理由
nvidia-docker2 nvidia-container-rutime DockerコンテナでNVDIA社のGPUを利用するためのパッケージ コンテナでGPUを利用するために導入します。
NVIDIA GPU Driver OSがGPUを認識するためのパッケージ コンテナでGPUを利用するために導入します。本パッケージは下位互換性があることから、最新バージョンを導入します。
kubernetes worker コンテナオーケストレーションツール KAMONOHASHIを利用する上で必須ツール。kubelet,kube-proxy,weave-net,nginx-proxyなど
docker コンテナ管理ツール KAMONOHASHIでコンテナを利用するために導入します。
nfs-common NFSマウントを行うために利用するパッケージ KAMONOHASHI環境で共通で導入します。GPUサーバ上のコンテナからNFSサーバをマウントするために利用します。最新バージョンを利用します。

オブジェクトストレージサーバ

導入SW・パッケージ SW・パッケージ説明 導入理由
minio Amazon S3互換のAPIを提供し、オブジェクトストレージにアクセスするツール KAMONOHASHIのWebアプリケーションが、NFSサーバにアクセスする際に利用するため導入します。
nfs-common NFSマウントを行うために利用するパッケージ KAMONOHASHI環境で共通で導入します。オブジェクトストレージサーバからNFSサーバをマウントするために利用します。最新バージョンを利用します。

システム運用全般について

ログの場所を教えてください

ログ種別 マシン パス
構築ツール Kubernetes Master /var/log/kamonohashi/kubespray.log
KAMONOHASHI KAMONOHASHIマシン /var/log/kamonohashi/platypus-web-api/配下の各ファイル

KAMONOHASHIチームへの連絡

バグを発見した場合や要望がある場合どこへ連絡したらよいですか?

修正・改善要望はGitHubのIssueにて受け付けています。Issueの書き方を参考に提出してください。

その他質問がある場合どこへ連絡したらよいですか?

お問い合わせページよりご連絡をお願いします。